2016-01-01から1年間の記事一覧
大阪府民からの通報で発覚 2007年1月、大阪府に府民から「土地調査会社(リサーチ会社)」が部落差別につながるおそれのある調査や報告をおこなっている。行政から是正して欲しい」との通報があった。その後、調査が行われ事件の解明が行われた。 マンショ…
1、「部落民以外はすべて差別者」「解放同盟が差別と言えば、何でも差別」とデマを流し続けた日本共産党 「部落民以外はすべて差別者」→「解放同盟が差別と言えば何でも差別」→「糾弾(暴力・リンチ)」→「同和利権」=「だから、部落差別がある」】 そう叫ん…
1,土地差別とは? 「部落差別は、利害が絡んだときに顕在化する」と言われる。そのうちの一つが不動産売買における部落差別。いわゆる土地差別と言われている。 住宅購入に際して、同和地区を避ける市民が多くいる。各地の意識調査を見ても、約半数近くの…
先日、解放運動の活動家の先輩がなくなった。その地域で、たった数世帯でも解放同盟員として、部落解放のために、最後までがんばってきた先輩だった。 ボクの住んでいるところは、解放運動が弱い地域だ。だから、葬儀の度に弔電と花束の名前に、解放同盟や人…
八鹿高校事件の友人の投稿で、紹介されていた本。著者の秋山良さんに、許可をもらったので、本文の八鹿高校差別事件のところを、一部抜粋して紹介させていいだきます。 詳細は、ぜひ本書を購入して読んでください。矢田教育差別事件の事も書かれています。 …
ネット上では「糾弾=暴力リンチ=八鹿高校事件」の図式 部落問題をめぐる議論で必ず出てくる「糾弾」。そして、それを否定的に取り上げる象徴的な事件として、この「八鹿高校差別事件」がある。 先日の部落差別解消法案の参議院法務委員会の質疑でも、共産…
①「旧同和地区」という言い方 「部落差別解消推進法」をめぐる国会審議のなかで、被差別部落のことを「旧同和地区」と呼ぶ議員がいた。ボクはすごく気になった。 「特措法がなくなったのだから、同和地区はない」「実態調査で行政が、誰が同和地区出身かを特…
先日、大阪で開催された「全国人権・同和教育研究大会」に参加し、阿久澤麻理子(大阪市立大学)さんの講演を聞いた。 テーマは 「差別に抗する教育の創造に向けて~ヘイトに抗し、マイノリティのエンパワメントに向き合うこと~」の講演。 在特会・ヘイトス…
部落差別の現実は、どうなっているのか? 日本共産党は、先日の参議院法務委員会で「部落差別解消法」の審議の時に、各地の意識調査の結果に対して有田議員から差別の現状認識を問われたとき、身元調査や結婚忌避をする回答があっても、現実はそんなに発生し…
①ネット上の人権侵害に対する現状 現在、ネット上における人権侵害に対して、基本的に行政は、主体的に対応していません。法務省も自らネットパトロールをして削除要請などはしていません。 基本的に法務省が市民から人権侵犯事案として削除要請の依頼があれ…
①「全国部落調査」復刻版出版事件 2016年1月、鳥取ループ・示現舎の宮部らは都内の大学図書館で『全国部落調査』を発見し、現住所を追加した全国の同和地区一覧リストをネット公開しました。 そして2月5日、『全国部落調査復刻版』を4月1日に出版すると…
①ネット版「部落地名総鑑」の公開 現在、ネット上では鳥取ループ・示現舎によって「部落地名総鑑」が公開され、「同和地区WIKI」のコピーサイト、類似サイトが無数に拡散され、電子図書化し販売されています。 1936年に政府の外郭団体である中央融和事業協会…
◆ネットで拡散・助長される偏見と部落差別今回の部落差別解消推進法が制定された背景のひとつに、ネット上に部落差別の深刻化があります。 今、ネット上で「部落差別」や「同和問題」などのキーワードで検索すると、差別的情報が圧倒的です。行政や研究所な…
12月9日、参議院本会議で「部落差別解消法」可決され、成立した。マイノリティにとっては、宣伝法であっても、法律があることが、どれだけ勇気づけられるか。 「差別はなんかない」と「ある」のに「ない」ことにされ、「差別されるのはお前たちのせいだ」…
はじめまして、つばめ次郎です。初投稿になります。私は同和地区(被差別部落、以下「部落」)出身の30代です。 当事者の視点からみた、差別問題について、いろいろ発信していきたいと思っています。 ネット上では部落問題に対する偏見や差別的情報が多く…