部落差別は、今 ~TUBAME-JIROのブログ~

当事者の声、マイノリティの視点、差別の現実を踏まえた情報発信をしています。

9/24 「私たちの部落問題 VOL2」が開催されます!

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9月24日(日)午後1時~、ABDARC主催のイベント「私たちの部落問題Vol.2」が東京・渋谷の「LOFT9」で開催されます!

9月25日(月)14::00~、東京地裁で「全国部落調査・復刻版」裁判の第6回口頭弁論があり、裁判にあわせた前日のイベントです。

⇒詳細・予約申込はこちらから http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/73287(LOFT9の公式サイト)

 

第1部は「『全国部落調査』復刻版裁判って、なに?」と題して、河村健夫・弁護士(「復刻版」裁判弁護団)より、裁判の経過や争点などについて、基本的な事からのレクチャー。

第2部は「語ること/隠すこと/さらすこと」をテーマに、

前半は土肥いつきさん(京都府立高校教員)より、力ミングアウトの意味や意義、アウティングの問題について、当事者の思いや差別の現実を踏まえたレクチャー。

後半は、阿久澤麻理子(大阪市立大学)さん、上川多実(BURAKU HERITAGE)さん、土肥いつきをゲストにトークセッション。

「カミングアウト」と「アウティング」を切り口に、鳥取ループ・示現舎の問題で問われていることは、部落問題だけなく、他の差別問題にも問わている課題でもあり、反差別・人権運動を何を目指しているのか、「語れなく」なくさせられている社会とは?、マジョリティや非当事者に出来ることなど、参加者ともに考えるトークセッション。

 

【ABDARCとは】

www.abdarc.net
全国の部落の地名や関係者の個人情報をインターネット上に公開している鳥取ループ(示現舎)という集団があります。ABDARC(アブダーク:Anti-Buraku Discrimination Action Resource Center)~鳥取ループ裁判支援サイト~は、彼らにNOを突き付けるために起こされた裁判の情報を中心に、部落問題の基礎知識などを提供するために設立されました。

この問題を周知するために去る6月25日第1回目のイベントを上智大学の協力で行い、200名を超える参加者を得ました。今回、場所をLOFT9 Shibuyaに移しまして、2回めのイベントを開催いたします。

 

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